neocomplcacheを利用したGauche用補完プラグインgosh_completeを作ってます(インストール篇)
※3月4日gosh_completeのインストール方法を修正しました。
タイトルがやたらと長くなってしまいましたが、何となくの思いたった勢いで、Vimのneocomplcacheのソースプラグインとして動作するGauche用補完プラグインを作成してます。
動作画面はこんな感じ↓
機能的にはまだ詰め込みたいところはあるけど、とりあえずひと段落ついたので、ここらで公開したいと思います。
という訳でインストール方法です。
このプラグインはneocomplcacheのソースプラグインとして動作しているので、当然ですがneocomplcacheが使える必要があります。
neocomplcacheのgithubはこちら。
neocomplcacheのインストール方法については検索すればたくさん出てくると思うので、まだインストールしていない人はいろいろ探してインストールしてください。
次に、このプラグインはvimprocというVimプラグインを利用しています。なのでvimprocも必須です。
vimprocのgithubはこちら。
vimprocではインストール後、自前でコンパイルする必要があります。Windowsの方はgithubのDownloadsのページにコンパイル済みDLLがあるのでそれを使うという手もあります。
このプラグインではGaucheのソースコードの解析をGaucheのプログラムによって行っています。つまり、Gauche本体もこのプラグインの動作には必須になります。
Gaucheのダウンロードはこちらからどうぞ。
最後に、gosh_complete本体をインストールします。
vundleなどを使ってプラグイン管理をしている方は
Bundle 'aharisu/Gauche-Complete'
と.vimrcなどに書いてBundleInstallすればgosh_completeはインストールされます。
その他の方はzipをここからダウンロードしてください。zipを解凍してでてきたautoloadフォルダを、いつものように.vimフォルダ内のautoloadとマージすれば完了です。
長くなりましたが、やっと準備完了です。
これでGaucheのソースコードをVimで編集するときにgosh_completeが解析した補完候補が表示されると思います。
インストールの注意点としては、neocomplcacheやvimprocはできるだけ新しいものを利用してください。
また、多くの環境で動作テストができているわけではないので、意味不明なエラーが起きた場合は遠慮なくコメントしてください。
最後に、gosh_completeの機能に関してはまた別の記事に書こうと思いますが一点だけ、
補完候補と一緒に出てくるこのプレビュー画面、
たまにうざいと思うことがあります。(作者も)
プレビュー画面を消したい場合は、.vimrcなどに
set completeopt=menu
と書いてください。
たまに邪魔なプレビュー画面ですが、あると便利な時もあるのでこの機能に関しては今後改良するつもりです。